2012年6月19日火曜日

新宿で

新宿の紀伊国屋書店で、なんのけなしに本を観てたら、ものすごい「立った」声が聞こえてきた。姿は見えなかった。沿いの新宿通りを走る街灯カーかな?と思ったら、その男は紀伊国屋に入ってきた。みんなが振り返った。あまりにも声が「立って」いたので、とても聞きやすい声で、でも不思議に内容は思い出せない。その男は汚い身なりをしていて、でも危険な感じまでは醸し出してなくって、でもいきなり紀伊国屋の中にいる誰かに飛びかかってもおかしくはなくて、でも本当にそんなことするような者はそんな感じでは実際はないのだろう。だから、そういう事件があっても「怖いなあ」とは思うが本当にそんな現場に居合わせてしまったら防ぎようがないのだろう。その男はその「立った」声でベラベラ喋りながら店の奥へ進んでいった。そのあとは判らない。
そのあと、紀伊国屋を出ると左隣のビルで大きな声で「献血ご協力下さーい!」と言っていたのでほんと気まぐれで「たまにはやってみるか?」とそのビルの6階に向かった。そして、必要事項を書いて身分証明書を見せて「さあいよいよ」と言う時に一緒に新宿に来て目的が違ったから別行動をしてた妻から電話があった。「献血でもしようかと思って。」「ええ?そうなの?でも申し訳ないけど13時に華ちゃんを迎えに幼稚園に行かなきゃなの」「ああそうなの?じゃあ了解わかった」と電話を切った。「ごめんなさいごめんなさい」と係の人に言いながら6階から1階にエレベーターで降りた。エレベーターはめずらしく、すぐに来た。
献血できなかったのは残念だったけど、毎日、新宿のあそこでやってるらしいから今度は時間のある時に近いつちに必ず行こうと思う。

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